【SF映画】2001年宇宙の旅 2001: A SPACE ODYSSEY おすすめ&おもしろポイントまとめ!【サスペンス洋画】

IAが身近になりつつある現代だからこそ観て欲しい作品!



ここがおすすめ&おもしろい!

・人類への警告

・美しいクラシックミュージックと圧倒的な世界観!

・1968年当時の人の想像が現代で実現している!


美しいクラシックミュージックと共に
謎の石碑(モノリス)と知的生命体の接触を描いた映画ですが、
注目すべき点は人工知能についてだと思います。

冒頭は初めて武器を手にした猿のシーンで始まります。

それまで争う手段は声で威嚇する等の手段だったのが、動物の骨で物を叩くと破壊できるということに気づき、他の猿の群れを攻撃するように。

そこから進化した人類はついに宇宙へ

宇宙のシーンではタブレットのような端末でテレビを見ていたり、人工知能と会話をしたりと現在形になっているものを1968年当時予想できるのは本当にすごいことだと思います。

逆に言えばこの映画にインスパイアされて作られた作品も多いのではないかと

HALという人工知能の提案や指示、制御の下で宇宙探索をしています。

今どのような行動をすべきか?扉のロック、アンロック、常にHALがカメラで監視しています

完璧な人工知能がすべてを判断、制御しているのだから、それに従えばミスは起きない。

だが、IAをどこまで信用するのか・・・?これは製作者からの警告だと思います。

ロボットやAI系の作品はこう言った内容のものが他にも多くありますね。

作中でもAIを疑う場面が描かれています。

「HALが異常かもしれな、だからHALの回路を遮断しよう」HALに声が届かない状態で会話をしても、唇の動きで会話を読まれてしまう。

本当に恐ろしいことです。

結果、船外活動をしていた乗組員はポットとの接触により、冬眠状態の3人は生命維持装置を切られ死亡。

残された1人は緊急用通路から船内に侵入し、HALの回路を遮断する。

回路を切断されるとなると人間のようにすがり、止めようとする。

機械に感情や考える力を与えることは、本当に恐ろしいことだと思います

宇宙での船外活動のシーンではノイズと呼吸音のみ、終盤のシーンでは吸い込まれるような映像と音声で、ものすごい世界観です。

通常のテレビでみてもこれなので、VRで見たらまぁとんでもないことになりそうです・・・

何もかもAIに頼る現代

スマートフォンに話しかければ電話だって目的地までのルートも教えてくれるとても便利だとは思います。

自動運転のクルマが日本の公道でもテストが始まりました。

しかし、もし自動運転のクルマが暴走したら?

人を検知してぶつからないように出来ている。つまり人を検知しているということ・・・
つまり、人間を轢く事もできる…

作中でも手動で扉を開けるシーンがありますが、最後はやはり全てを切断してマニュアルで操作できるようにしておかなければいけないと思います。

しかし現在のクルマはアクセルはただのスイッチ、ステアリングもバイワイヤーでラックに直接シャフトが通っていない車両もあります。

全てのものを信号を通して、AIが判断して操作する時代になったら、そのAIが人間の言うことを聞かなくなったら・・・

今の時代だからこそ身近に感じる危険を思い知らせてくれる映画です。

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